タマホームの
家づくりの手引き
「良質低価格」の家づくりをはじめ、
“住まわり”の様々な情報をご紹介します
2021年12月27日
ダウンフロアのあるリビング|タマホームの施工事例

床に段差をつけて、おしゃれな空間を演出するダウンフロア。そのメリットとデメリット、タマホームでの施工例とお客様の喜びの声をご紹介します。
ダウンフロアのあるリビングって?

ダウンフロアとは、床をほかの部分よりも一段下げたスペースのことを指し、ピットリビングとも呼ばれます。おしゃれなSNSや住宅展示場でもよく見かける素敵な空間に、心惹かれる方も多いのではないでしょうか?
ダウンフロアのメリット
ダウンフロアの魅力といえば、まずその見た目です。ほかのスペースより床が低いぶん天井が高くなり、部屋が広く感じられます。目線が下がる隠れ家のような空間は、広々と見渡せながらも目に見えない仕切りがあるように感じられます。ダウンフロアはアレンジ次第でどのような部屋にも合わせることができるので、木の素材を活かしたりシックな色でまとめて高級感を出すなど、イメージに合わせて居住空間を演出できます。また、ダウンフロアの段差は背もたれや椅子、ちょっとした机として使えるので、家族の団らんや作業スペースとしてはもちろん、沢山のお客様が来たときにも座る場所に困りません。椅子を増やさなくてよいので、室内がすっきりとした印象になります。ダウンフロアなら、大人は寛ぎつつ子供も視野に入るので、子育てスペースとしても重宝します。
ダウンフロアのデメリット
魅力たっぷりのダウンフロアですが、その反面、デメリットもあります。1つは、模様替えの選択肢が減るということ。家具の代わりになるというメリットと表裏一体、ダウンフロアは移動したり、大幅な模様替えということが難しくなります。段差があるため家具を置く場所が限られ、お掃除もロボット掃除機にお任せ、ということもできなくなるかも知れません。小さなお子様やご高齢の方がいる場合は、施工しないという選択肢もあるでしょう。費用に関しては、全面フラットな床より施工費が割高な傾向となりますので、まずは相談してみましょう。補助金や税の優遇などがある「長期優良住宅」の申請を検討している場合は、長期優良住宅は原則として330mm以上の床下空間を確保する必要があるため、ダウンフロアにすると申請が通らない場合もあります。ただし、施工方法などで床下の点検が必要ないと認められるケースもあります。見た目や居心地の良さを優先するのか、それとも、現実的な問題を回避できるよう工夫するのか。ダウンフロアをご検討される場合は、専任のスタッフにご相談いただき、慎重にご検討されることをお勧めしています。

タマホームで建てた「ダウンフロアのあるリビング」
ダウンフロアのあるリビングで明るく開放的なマイホームを実現したH様一家は、ご夫婦とお子様4人の6人家族。タマホームの「大安心の家」で日々の暮らしを満喫されています。

タマホームで建てた「ダウンフロアのあるリビング」
● 商品プラン名…タマホーム「大安心の家」
● 建築価格帯…3,000~3,500万円
● 延床面積(建物各階の床面積の合計)…177.20㎡(53.6坪)
● 間取り…5LDK
● 工法・構造…木造軸組
● 竣工年月…2019年11月
1階には大容量のウォークインクローゼットとウォークスルータイプのシューズインクローゼット。ダイニングキッチンとつながったリビングは上部が吹き抜けとなっており、ダウンフロアとスケルトン階段が開放感あふれるハイセンスな空間を作り出しています。2階には4人それぞれの子供部屋があり、階段上のホールは部屋と同じくらいの広さを確保したフリースペース。居心地の良い6帖の小屋裏収納も備えています。
リビングにダウンフロアを採用された理由?
H様が訪れたモデルハウスでダウンフロアを気に入られ、採用をされました。もともと広々した空間と採光にこだわられており、リビングルームには吹き抜けと大きな窓を設置。床が一段下がったダウンフロアは、リビングルームをより一層と開放的にするのに最適な選択でした。ご希望のイメージに合致したダウンフロアと吹き抜けの組み合わせは、H様ご一家のいちばんのお気に入りのポイントとなります。

タマホームにしたワケ
数あるハウスメーカーからタマホームを選んだ決め手は、予算・実際の建物の印象・営業担当への信頼感の3点。他社では予算オーバーとなってしまった間取りや設備が、タマホームなら予算の範囲で叶えられることが分かったのが大きな転機だったといいます。モデルルームや現地見学会で見学した家のデザイン性も好ましく、営業担当の豊富な知識とお客様の希望を叶えよう!という姿勢も後押しとなり、気付いたときにはタマホームで家を建てる意思が固まっていたのだそうです。

ダウンフロアのあるリビング、こだわったポイント
H様が最もこだわったのは、陽当たりとその空間の広がり。必ず実現したかったという吹き抜けと天井まで高さのあるハイドアで、開放的な空間に仕上げました。ダウンフロアは、広さにこだわるH様のニーズにピッタリなアイディアとなりました。
外出時や帰宅時などにご家族の顔が見えるように、階段はLDKの真ん中に配置されています。モダンなスケルトン階段が、ダウンフロアにもよくマッチしています。採光のため、家の強度を維持できる範囲で可能な限り大きな窓を設置し、一面だけ違うリビングの壁面は、明るさを感じられるイメージ通りのデザインをセレクト。H様ご一家の空間イメージを可能な限り実現した結果、デザイン性に富んだ魅力満載のリビングルームが完成しました。こだわりが最大限に活かされた明るさと開放感に、大変ご満足いただいています。
ダウンフロアのあるリビングルームの住み心地
広々とした開放的なリビングルームは、家族全員がくつろげる居心地の良い場所に。天井が高い吹き抜けは光熱費がかかると思われがちですが、タマホームの家は高性能な断熱材を適材適所に使用しているため、断熱性や気密性も◎。「吹き抜けがあって大きな窓も多いのですが、エアコンや暖房の効きが良く、建て替え後は光熱費が大幅に下がりました」というH様のお話が、断熱性の高さを証明しています。「帰るとやっぱり家がいちばんいいな、という気持になります。本当に快適で、とても落ち着けます」こだわりの吹き抜けにダウンフロアが加わり、より一層見栄え良く、高級感、開放感とも抜群のリビングになりました。