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2021年12月27日
30坪の間取りにファミリークローゼットを|タマホームの施工事例

最近注目を集めるファミリークローゼットとはどんな収納スペースなのか?設置するメリットやデメリットに加え、実際にファミリークローゼットのある30坪の間取りに住む方の事例をご紹介します。
ファミリークローゼットのある間取りって?

ファミリークローゼットとは?
ファミリークローゼットとは、家族共用の収納スペースのこと。一般的なクローゼットが個々人の衣類やバッグなどを収納するのに対し、ファミリークローゼットは1カ所の収納スペースに家族全員の衣類やバッグなどをまとめて収納することができます。家事負担の軽減や生活動線の確保などさまざまなメリットがあるため、自宅に取り入れる方が増えている収納スペースです。
ファミリークローゼットのメリット
人気のファミリークローゼットですが、そのメリットは具体的にどのようなものなのでしょうか?
・片付けがスムーズに
ファミリークローゼットは収納スペースが1箇所にまとまっているため、収納の際も各人の部屋を往復する必要がなく、片付けや整理整頓がスムーズになります。収納スペースが1箇所にあるので「使ったら元にあるへ場所に戻す」という習慣が身に付き、物を頻繁に探すことも減るでしょう。
・掃除がしやすくなる
ファミリークローゼットを活用して物を1箇所に収納することができれば、床や部屋のいたる所に物が散乱するといったことがなくなるため、掃除機もかけやすくなるでしょう。
ファミリークローゼットのデメリット
ファミリークローゼットはメリットばかりではなく、デメリットもあります。ですが、デメリットを知ることで、ファミリークローゼットを設置する際どこに注意すべきなのかが分かるようになるでしょう。
・スペースを圧迫する可能性がある
家族構成や用途によってファミリークローゼットの広さは異なりますが、ファミリークローゼットが大きすぎるとリビングなどの生活スペースが狭くなってしまう恐れがあります。将来設計を含めた家族の人数や、収納スペースに何を収納するのかを考慮して広さを決めるようにしましょう。
・プライバシーを考慮しづらい
お子様が大きくなってプライバシーの意識を持つようになり、自分の衣類やバッグを自室で管理したいと感じるようになると、ファミリークローゼットとは別の収納スペースを確保する必要が生じる可能性があります。
動線を考えたファミリークローゼットのおすすめ間取り
生活動線や家事動線を考慮してファミリークローゼットの間取りを決めれば、家事の効率UPに繋がります。ここからは、ファミリークローゼットを設置する際におすすめの間取りをご紹介していきます。
・ランドリールームの近くに設置する
洗濯機や物干し場のあるランドリールームにファミリークローゼットを設置することで、洗濯をしてから収納するまでの一連の家事をランドリールームで完結させることができます。ランドリールームに洗面台や脱衣所がある場合には、洗顔や着替えといった朝の身支度もスムーズに行えるようになります。
・シューズクロークの近くに配置する
シューズクロークの近くにファミリークローゼットを設置し、上着や外で使うものを収納すれば、出かける際や帰宅後の動線がスムーズになります。帰宅後玄関で靴を脱いだ後にそのまま着替えることができるため、上着やバッグなどに付着した汚れやウイルス、花粉などを室内に持ち込むのも防げるかもしれません。
・リビングの近くに配置して使い勝手アップ
家族の共有スペースであるリビングルームの近くにファミリークローゼットを配置すれば、家族全員で朝食をとり、出かける際にはファミリークローゼットで各自がコートや上着を着てスムーズに出勤・通学などの外出ができるといったメリットも。ファミリークローゼットの中で着替えや身支度をする場合は、3~4畳の広さが必要になります。
タマホームで「30坪の間取りにファミリークローゼット」、叶えました!

タマホームで建てた30坪の自宅にファミリークローゼットを設置した、静岡県にお住まいのK様の施工事例を見ていきましょう。K様宅の間取りや建築価格、ファミリークローゼットを設置した理由、ファミリークローゼットのある間取りの住み心地などリアルな声を紹介します。ファミリークローゼットを設置しようかと迷っている方はぜひ参考にしてください。

タマホームで建てた「ファミリークローゼットのある30坪の間取り」
● 商品プラン名…タマホーム「木麗な家」
● 建築価格帯…1,500~2,000万円
● 延床面積(建物各階の床面積の合計)…97.7㎡(29.5坪)
● 間取り…3LDK
● 工法・構造…木造軸組
● 竣工年月…2019年4月
K様宅は、間取りや開口部が取りやすい木造軸組みの特徴を活かして窓を多く設置しており、開放感を感じられます。1階には玄関のシューズクローク、主寝室にはウォークインクローゼットがあり、豊富な収納力を持つ間取り。2階にLDKを設けてアイランドキッチンにするなど、調理や掃除がしやすいよう動線にもこだわりました。ファミリークローゼットは洗面脱衣所のあるサニタリースペースに併設されており、外出時にスムーズに身支度ができるよう工夫されています。
30坪でファミリークローゼットを実現
K様がファミリークローゼットを設けた理由は、洗濯の動線や時間を短縮して家事負担を減らしたかったから。通常、1階に洗濯機が置いてある場合には、洗濯をしたあと2階で干して再度1階の寝室に収納する必要がありますが、K様宅は洗濯機のある2階のサニタリースペースにファミリークローゼットが配置されており、洗濯をした後に2階で干して、その場で畳んで収納できる、という一連の作業が1つの空間で完結し、家事負担を減らせる工夫がされているのです。

タマホームにしたワケ
K様がタマホームを選んだのは、良心的な価格で自分好みの間取りができることに加え、営業担当とかねてよりお知り合いで安心感があったからなのだとか。タマホーム含め3社の住宅メーカーが候補となっていたそうですが、実際に展示場に足を運んだ際に家のデザインやサイズ感がK様のイメージとマッチし、建てる家のイメージが湧いてきたと語っておられました。さらに、営業担当が家の外観から内装までさまざまな点でアドバイスを差し上げたことで、自分達の理想に近い家づくりが叶ったとご評価いただいています。

ファミリークローゼットのある30坪の間取り、こだわったのはどこ?
K様が家を建てる上でこだわったのは、限られた土地を最大限に活用して生活しやすい配置や間取りにすること。というのも、ご主人は勤め先で空間レイアウトのお仕事をしており、常に生産性を考慮した配置を考える習慣が身についているから。K様宅の間取りはすべてご主人のアイディア。生活動線を重視し、家事や生活をする上でも時短や効率が良くなるような空間設計にこだわったK様。掃除や調理のしやすさを考慮してキッチンはアイランドタイプに、ファミリークローゼットは洗濯の効率を考えた配置するなど、日々の暮らしにおける家事の効率UPにこだわりを感じる家づくりとなっています。
ファミリークローゼットのある30坪の間取りの住み心地
ファミリークローゼットのある30坪の間取りに住み始めて、家事が楽になったと感じていただいているK様ご夫妻。ファミリークローゼットをサニタリースペースに設置したことで洗濯が時短になったことをはじめ、外出時の身支度についても、階段の上り下りや他の部屋への移動もなく1箇所で日頃の身支度もできるようになり、とても効率的になったと語られています。このように生活動線を考慮してファミリークローゼットを設置すれば、家事や片付けなどの効率が上がり、30坪の間取りでも快適に過ごせるようになるでしょう。