店舗検索 カタログ お問合せ

タマホームの
家づくりの手引き
「良質低価格」の家づくりをはじめ、
“住まわり”の様々な情報をご紹介します

2022年1月31日

東日本大震災を経験した施主様がタマホームを選んだわけ|タマホームの施工事例

東日本大震災を経験した施主様がタマホームを選んだわけ|タマホームの施工事例

「未曽有の大震災」と呼ばれた東日本大震災は、どのような住宅被害をもたらしたのでしょうか。東日本大震災の住宅被害の特徴に加えて、震災を経験したお客様がタマホームを選んだ理由やこだわりなどを施工事例を元にご紹介します。

知っておきたい「東日本大震災と住宅」

東日本大震災の規模と住宅被害

まずは東日本大震災がどのくらいの規模の地震だったのか、そしてどのくらいの住宅被害を引き起こした震災だったのか振り返ってみましょう。

 

2011年3月に発生した東日本大震災はマグニチュード9.0、宮城県、福島県をはじめとして8県で震度6弱以上を観測、1000㎞もの海岸線に被害をもたらす大津波の発生など、未曽有の大震災と称されるほどの震災でした。

 

東日本大震災が引き起こした住宅被害は、全壊が約13万戸、半壊が26万戸にも上り、一部破損も合わせれば100万戸以上、北海道・東北から関東や東海までと広域にわたって多くの家が震災の影響を受けたのです。
住宅被害の形態は地震動による倒壊や破損だけでなく、地盤の液状化による沈下・全体傾斜、津波による流出・倒壊・漂流物の到達による損傷など様々な被害が見られました。

 

住宅被害の特徴

東日本大震災の住宅被害には、どのような特徴があったのでしょうか?
東日本大震災の揺れ・液状化・津波の3つによって発生した被害の特徴を、木造住宅と木造以外の住宅の2つに分けて見ていきましょう。

 

・木造住宅の被害

木造住宅が受けた地震の揺れによる被害は、広い範囲で確認されました。

その中でも倒壊など大きな被害を受けたのは、老朽化が進んだ住宅や建築年数が古い住宅が大半。

新耐震基準で建設された住宅や耐震補強・改修が行われた住宅は、外壁の脱落などの被害が確認されたものの、主体構造に被害はほとんどありませんでした。

 

しかし、津波による被害は深刻で、浸水深が2m以上に達したエリアでは多くの住宅が流失しています。

また、特に埋立地の多い千葉県では地震の揺れによる液状化現象の被害が多く、住宅の全体傾斜や沈下といった被害が見られました。

 

・木造以外の住宅の被害

鉄筋コンクリート造・鉄骨鉄筋コンクリート造の住宅も、木造住宅の場合と同様に旧耐震基準で建てられた住宅は地震の揺れによる崩壊や大破などの被害を受けたものの、新耐震基準の住宅は非構造壁の損傷などに収まりました。

 

液状化現象による被害については、木造建築のように主体構造が被害を受けることは少なく、周囲の地盤沈下による給排水管の破裂、建物出入口に段差が生じるなどの事例が多く見られたようです。

 

これまで鉄筋コンクリート造の住宅は津波に強いと言われてきましたが、東日本大震災では津波によって住宅が浮き上がって移動・流失したり、建物の高さを超える津波によって転倒したりといったさまざまな被害を受けました。

 

東日本大震災の教訓

震災による住宅被害の特徴で紹介したように、東日本大震災では旧耐震基準に基づいて建てられた住宅の多くが倒壊や半壊など大きな被害を受けました。

反対に、新耐震基準に基づいて建設された住宅は、構造部材に軽微なクラックが生じるなどの被害はあったものの、主体構造の被害はなく大きな被害から免れたのです。

 

建築研究所によると、免震構造を持つ宮城県内の建築物16棟は、地震による横揺れを40%〜60%ほど抑えることに成功し、構造物や建物内の電気設備などに損傷が見られなかったことがわかりました。

 

こうした東日本大震災の住宅被害から得られる教訓は、免震構造を持つ住宅や新しい耐震基準に基づいた住宅は災害時の住宅被害を最小限に抑え、より多くの命を救うことにつながるということです。

今住んでいる家が1981年以前に建設された旧耐震基準の住宅であっても、耐震補強や一部補強をすることで地震の対策につながります。

 

※参照:東日本大震災宮城の震災対応記録(職員インタビューによる震災の記憶・経験の伝承)
https://www.pref.miyagi.jp/site/densho/densho-report06.html

東日本大震災を経験した施主様が選んだタマホームの施工事例

ここからは、東日本大震災を経験したのち、タマホームで家を建てられたお客様の施工事例を紹介していきます。

タマホームにした理由やこだわり、住み心地など生の声をお届けしていますので、家づくりを検討している方はぜひ参考にしてみてください。

タマホームにしたワケ

お話を伺ったのは、現在石川県にお住いのH様。

青森県出身で、東日本大震災があった当時は青森に在住。東日本大震災を経験したご主人は「家を建てるなら耐震性能が高い家をつくりたい」という思いが強かったそうです。

 

タマホームを選んだ理由も、ご主人がタマホームの住宅の耐震性能が高いことを知っていたから。

また、耐震性能だけでなく火災の耐火性などについても親身になって教えてくれたのがタマホームであり、このこともタマホームに決めた一因だったと語ってくださいました。

 

タマホームの耐震性

H様が建てられた「大安心の家」を例に、タマホームの家の耐震性についてご紹介します。

 

「大安心の家」の耐震性能は、耐震等級の中でも最高級と言われる耐震等級3。

耐震等級3の家は震度6強から7の地震に対しても強い耐震性を誇り、倒壊や崩壊せず補修をすれば元どおり住むことができるといわれています。

実際に震度7の揺れを観測した2016年の熊本地震でも、耐震等級3の住宅にはほとんど被害がみられませんでした。

「大安心の家」は最高級の耐震性能に加えてベタ基礎工法を標準採用しているため、底面全体で家をしっかりと支え、地震や暴風に対しても強い家となっているのです。

 

★タマホームの耐震性についてもっと詳しく>>

 

耐震性以外のこだわりポイント

おしゃれな家に住みたいというよりも、身の丈に合った自分達らしさのある家づくりがしたいという思いがあったというH様。

そんなH様が家づくりで特にこだわったポイントを2つ見ていきましょう。

 

1つ目は、リビングルームに設置したテレビボード。

H様宅のテレビボードは裏が収納スペースを設けた棚になっており、その収納スペースにDVDプレイヤーなどを収納されています。

ご主人は実家でDIYを施して壁掛けテレビにされていたそうですが、下にテレビボードを置くと配線がごちゃついてしまい、掃除をするのにもストレスを感じておられました。

「家電に溜まる埃がいちばん嫌いなんですよ」と話すご主人は、家を建てる際には掃除のストレスが減らせるような部屋づくりをしようと考え、現在のテレビボード裏に棚を設ける設計を依頼。狙いどおり見た目もスッキリして掃除もしやすい、お気に入りのスペースになったそうです。

 

2つ目のこだわりポイントは、奥様の願いで設置されたサンルーム。

H様がお住まいの地域は雨が多く、天候に左右されずに洗濯物を干して片づけられるスペースが欲しいという思いから、サンルームの導入に至りました。

「絶対に欲しかった」というだけあり、奥様の満足度は上々です。

 

実際に住んでみて…住み心地は?

東日本大震災を経験したからこそ、地震や火災に強い家づくりを目指したH様ご夫妻。

震度6以上の強い揺れに対しても倒壊しないという強い耐震性能を持つ家になったことで、安心して過ごせるようになったと仰っています。

耐震性や耐火性といった防災面だけでなく、サンルームやテレビボードなどこだわりを詰め込んで、自分たちらしさのある家づくりを実現。

「予算の範囲で、無理なく好きなモノを詰め込めたのはタマホームだったから」と、タマホームでの家づくりに満足してくださっています。