タマホームの
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2021年12月27日
インナーバルコニーの間取り|タマホームの施工事例

雨の日でも気にせず洗濯物が干せたり、開放的な屋外空間で趣味が楽しめたりと、さまざまな用途で日常に潤いを与えるインナーバルコニー。そのメリットやデメリット、施工事例なども合わせてご紹介します。
インナーバルコニーのある間取りって?
インナーバルコニーとは、建物の内側に入りこんでいる状態で2階以上の階に設置されたバルコニーのことを指します。
ベランダや通常のバルコニーとの違いは?
ベランダは、バルコニーと同様に建物から外側にせり出して設置され、屋根や手すりがある屋外スペースのこと。通常のバルコニーは、屋根なしで建物から外側にせり出して設置されている屋外スペースを指します。
インナーバルコニーの間取りのメリット
インナーバルコニーは、周りが壁や屋根で囲まれていながらも外とつながる開放的な空間となるので、さまざまなメリットが生まれます。
・天候を気にせず洗濯物が干せる
屋根を持つインナーバルコニーなら、雨や紫外線を気にせずに洗濯物を干すことができます。外とつながっている空間なので、太陽の光で洗濯物を気持ちよく乾かせるでしょう。建物の内側に設置されているので、人目も気になりません。
・空間の延長にあり、部屋を広く活用できる
インナーバルコニーは部屋から外につながるように設置されているので、部屋の延長として広く使うこともできます。リビングを2階にしてインナーバルコニーとつながるようにすれば、開放感ある素敵なスペースとなるでしょう。
・趣味が楽しめる空間になる
インナーバルコニーは外の空間とつながっているので、ガーデニングで野菜を育てたりバーベキューを楽しんだりと、外で楽しむ趣味を屋根のあるスペースで、天気を気にせず楽しむことができます。ヨガや読書といった趣味も、インナーバルコニーで外の空気を感じながらであれば、新鮮な気分で楽しむことができるはず。
インナーバルコニーのある間取りのデメリットは?
バルコニーやベランダは建物の外側に設置されているので固定資産税には含まれませんが、インナーバルコニーは屋根があって建物の内側に設置されているので、延床面積に含まれて固定資産税が上がる可能性があります。「インナーバルコニーの奥行きが2m以上ある場合」「インナーバルコニーの手すりの高さが、天井高の半分以上ある場合」「物の保管や居室として使う場合」といったような条件の場合には、固定資産税にも関わってきます。条件については自治体によって違いがあるので、事前に確認しましょう。
・費用が掛かる
インナーバルコニーは、屋根や壁を造作し、断熱材を入れたり床の防水加工をしたりといった施工が必要となるほか、耐震強度を高める必要もあるため、費用面が高額になる可能性があります。
・ほかの間取りに影響する
インナーバルコニーは建物の内側に設置するため、間取りによってはほかの部屋が狭く感じてしまうことも。また、インナーバルコニーと隣り合わせになる部屋は奥まった位置になるため、陽当たりが悪くなる傾向にあります。陽当たりを確保するには、窓や天窓を作るなど工夫しましょう。
タマホームで「インナーバルコニーの間取り」、叶えました

実際にタマホームで「インナーバルコニーの間取り」ある家を建てたⅠ様ご夫妻の声をご紹介します。

タマホームで建てた「インナーバルコニーの間取り」
● 商品プラン名…タマホーム「大安心の家」
● 建築価格帯…1,500~2,000万円
● 延床面積(建物各階の床面積の合計)…117.60㎡(35.5坪)
● 間取り…3LDK
● 工法・構造…木造軸組
● 竣工年月…2018年11月
光が差し込む大きな窓。スキップフロアの開放的な空間。大勢の人が集まれる広々としたリビングダイニング。そして、天気を気にせず洗濯物が干せるインナーバルコニー。「家を建てる際に叶えたかったことをタマホームさんで実現することができた」と語るのは、タマホームで家を建てた愛知県のⅠ様です。Ⅰ様邸の営業担当は家族構成や年齢が近く、要望に対して、「こんな感じはどうですか?」という提案をいくつもしてくれ、一緒になって案を出しながら進めることができたのが嬉しかったとのこと。タマホームで、満足のいく家が実現できたようです。
インナーバルコニーのある間取りにした理由
Ⅰ様は、初めから間取りの中でもバルコニーは大きくしたいと考えていたといいます。屋根を大きく取るとインナーバルコニーにすることができることを知り、雨などの天候を気にせず洗濯物を干せるインナーバルコニーのある間取りを取り入れることにしました。

タマホームにしたワケ
子どもが生まれて家が手狭になってきたので、家探しをはじめたというⅠ様。最初は建売住宅なども見ていたのですが、家探しをしているうちに「空間をあのようにしたい」「設備をこのようにしたい」という要望が色々出てきたので、自らがプランニングできる注文住宅を検討しはじめたのだそう。ハウスメーカーをインターネットで調べて探したり、住宅紹介サービスから何社か紹介してもらったりして、最終的にはタマホームに決めてくださったⅠ様ご夫妻。そのワケは、営業担当者の提案力と、タマホームが値段的にもいちばん良心的だったからとのこと。ネームバリューとお知り合いにタマホームの施主様がいて安心感があったことも、タマホームに決めた理由の1つだったそうです。

インナーバルコニーのある間取り、こだわったのはポイント
色味にこだわり、ネイビーの外壁にアクセントとして木目調を入れたスタイリッシュな外観に。これはタマホームからの提案で、オリジナルティーが出せてとても気に入ってくださっているそうです。居住空間は明るめを希望していたため、クロスや床は明るめの内装をセレクト。開放感を求めてペニンシュラキッチンを選び、ご夫婦とも背が高いので、高さを上げて使いやすさにこだわったキッチンに仕上げました。ご親族が多いⅠ様は、皆さんがお集まりの際に空間を広々と使えるようにと、リビングダイニングの空間の広がりにもこだわりが。スキップフロアと一体化したリビングルームは約23帖。高さも横幅も大きい窓を採用して、光がたくさん入り込む明るくて広々としたリビングダイニングとなっています。スキップフロアはお子様が楽しく遊べるように考えてつくられているため、「常に子どもの気配を感じることができる家になった」と嬉しいお感想をいただけました。
インナーバルコニーのある間取りの住み心地
以前アパートに住んでいた時は、お子様が走り回ったときの音が迷惑になるのではないか…と、下の階の方に気を使って生活をしていたⅠ様ご夫妻。「いつも子どもに走っちゃダメーって言う感じでしたが、家を建ててからは“思う存分走ってもいいよ”と気持ちが楽になり、子どもを怒ることが少なくなりました」リビングダイニングが広いので友達を呼ぶ回数が増え、広くなったキッチンで子どもと一緒に料理を楽しめるようになったのも嬉しいポイントだったそうです。「タマホームさんはコスト面も魅力でしたが、設計の自由度の高さや設備の選択肢が多いので、叶えたい夢を実現でき、自分達らしい家を建てることができました」