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タマホームの
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2022年1月31日

外から見えない間取りのテラス|タマホームの施工事例

外から見えない間取りのテラス|タマホームの施工事例

外から見えないテラスで、室内と屋外両方のいいところを取り入れられる間取りに。設置のメリット・デメリットや、施工実例を見ていきましょう。

外から見えないテラスの間取りとは?

見えないテラス=インナーテラスとは?

主に住宅の1階掃き出しから続き、地面より一段高くなった屋外部分「テラス」に対し、住宅の中に組み込まれた屋根のある半屋外のスペースを「インナーテラス」と呼びます。

インナーテラスの壁は日差しを取り入れるため一般的にはガラスを用いますが、1枚隔てていることで外からは見えにくくなりますし、スクリーンなどを付けて完全に見えないようにすることも可能です。

 

インナーテラスには多くの場合、隣接する部屋との間にガラス扉などの可動式の仕切りが付いています。

居住空間の延長でありながら、屋外の開放感を味わうこともできるのが魅力。

洗濯物を干したり周囲からの視線が気になる立地でもプライバシーを確保しつつ開放感を楽しんだりといった実用的な活用法から、BBQを楽しんだりアウトドア用品を置くといった趣味的な使い方まで、活用方法は無限大です。

インナーテラスのメリット・デメリット

室内でも屋外でもない第3の空間であることが、インナーテラスの大きな特徴でありメリット。

昔の日本家屋の土間や縁側にも似た、内と外をゆるく繋ぐスペースは、住まいに適度な”遊び”をもたらしてくれます。

オシャレ感も抜群で、暮らしがワンランク上がったように感じられるでしょう。

魅力いっぱいのインナーテラスですが、デメリットはあるのでしょうか。

インナーテラスの設置は、屋根や壁の造作が発生するために、屋外のテラスやデッキと比べ施工費が高くなる傾向が。

また、インナーテラスの面積は多くの場合「延床面積」に含まれるため、固定資産税が上がる可能性もあります。

そのほかの注意点として、ハッキリとした意図なくインナーテラスを設けてしまうと結局デッドスペースとなり「普通の部屋やベランダにすれば良かった…」ということになりかねないため、使用目的をよく考えたうえで設置するようにしましょう。

漠然とインナーテラスのある生活に憧れるのではなく「インナーテラスがあったらこんなことがしたい」というビジョンをもって検討するのが、設置を成功させる秘訣です。

インナーテラスの間取りアイデア

インナーテラスには、さまざまな間取りの作り方や利用の仕方があります。

ここからは実際のインナーテラスの実用アイデアを見ていきましょう。

 

・アイデア1:快適に洗濯物を干すスペース

インナーテラスは雨や風を防げるばかりでなく、周囲からの視線を遮ったり花粉や排気ガスの付着を避けたりと、洗濯物を干すには理想的な条件がそろっています。

洗面脱衣所やランドリールームから近い場所に設置すれば動線も良く、完全な室内ではないため洗濯物を干しても部屋に生活感が出にくいのも嬉しいところです。

 

・アイデア2:お子様の安全な遊び場所

子育て中のご家族であれば「子どもを外で遊ばせたいけれど、天候や家事の都合で思うように外出できない」ということもあるでしょう。

その点、インナーテラスなら、外で使うおもちゃ類を置いたり、小さな砂場を作ったりすることも可能。

室内と違う遊びができることでメリハリが出ますし、リビングルームから繋がった場所に設置すれば、常に親御さんの目が届くので安心です。

 

・アイデア3:ガーデニングを楽しむ

日当りのいいインナーテラスは、植物を育てるのにも向いています。

強い雨風の日でも、植木鉢が倒れる心配がなく安心。

広いスペースであればテーブルセットも設置して、おしゃれなカフェ風にしつらえ、ティータイムを過ごすのも素敵です。

タマホームで「外から見えない間取りのテラス」、叶えました

タマホームの「大安心の家」で、外から見えない間取りのテラスを設置したH様邸をご紹介します。

屋根のないつくりなので厳密なインナーテラスではありませんが、コンセプトやこだわりなど、参考にしたいポイントがたくさん見つかりそうです。

タマホームで建てた「外から見えない間取りのテラス」

● 商品プラン名…タマホーム「大安心の家」

● 建築価格帯…1,500~2,000万円

● 延床面積(建物各階の床面積の合計)…98.12㎡(29.68坪)

● 工法・構造…木造軸組工法

● 竣工年月…2018年6月

 

H様はご夫婦お二人暮らしで、社宅の老朽化をきっかけに家を探し始めたといいます。

第一条件は、ペットと暮らせること。賃貸では選択肢が限られるため、一軒家を検討されるようになりました。

 

テラスの間取りの工夫

四方が壁で覆われた屋根の無いインナーテラスは、タマホームでは前例のなかった形。

「外からの視線を遮りながら自然をたっぷりと感じたい」というご希望を叶えるべく、営業担当者と相談しながら丁寧に設計を進め、広々とした理想通りのテラスが完成しました。

経年劣化を防ぐため、床は総タイルにこだわり、雨水は壁際の排水溝から逃がすようにしています。

タマホームにしたワケ

住宅設備関連のお仕事をしているご主人は、お仕事でさまざまなお宅を訪問する中で「タマホームは良い」という声を耳にしてくださっていました。

家を検討するにあたってタマホームを含む数社にメールで問い合わせをしたところ、一番早く返事をしたのがタマホームの営業担当者だったといいます。

レスポンスの早さに加え、実際に会って感じた家づくりに対する情熱、良心的な価格などから、タマホームに家づくりを任せていただくことになりました。

外から見えないテラスの家、間取り以外でこだわったポイント

「夫婦2人と愛犬がのびのび暮らせる家にしたいと思っていた」というH様。

その言葉の通り、ご夫婦の好みはもちろん、愛犬のための配慮もたくさん散りばめられています。

例えば、床はUVコート。木だと肉球が滑って転んでしまうので、安心して走り回れるようにと採用されたのだそうです。

愛犬のケージはリビングルームと寝室の2ヵ所にあり、寝室に関してはケージを置くことを前提に広さなどを決めていかれました。

ケージの上は愛犬のドレスコーナーとなっていて、ご夫婦の愛情が伝わってきます。

実際に住んでみて…外から見えないテラスの家の住み心地

H様はもともと「こういう家をつくりたい」というしっかりとしたビジョンを持っておられたため、ご主人が書いた図面を基に営業担当者と打ち合わせを重ね、ほぼイメージ通りの家になったそうです。

防音性に優れた壁を採用したため、近所に気兼ねなくテラスで音楽を聴くことができ、日没後にライトアップすればリゾートのような雰囲気に。

壁があるのでリビングルームのカーテンは全開にしていられますし、浴室からもテラスを眺めることができます。

休日は毎週のようにBBQをするなど、「テラスのある生活を存分に楽しんでいる」とお喜びいただいています。