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2016年10月14日

名物職人を訪ねて…file 1 棟梁編

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家づくりは、幸せづくり。そう考えるタマホームの家が一棟、完成するまでには、数多くの人が関わってきます。本コラムでは、そんな幸せづくりに携わる人々をご紹介。今回は、建築の現場で職人たちを取りまとめる“棟梁”にスポットを当ててお届けします。

■現場全体を見ながら作業を行う“棟梁”という仕事

柔和な笑顔を浮かべながら、棟梁の仕事について語る野村さん。独立してから建てた家は、実に800戸以上にもなるそう

今回、お話をうかがったのは、株式会社野村住建の代表取締役を務める野村浩也さん。長距離ドライバー時代、副業として工務店に勤務したことをきっかけに、22歳から本腰を入れて建築業を携わるようになったそうです。

「転職した理由のひとつは、当時の師匠に“お前なら大丈夫”とおだてられたから(笑)。それから6年の修業を経て独立しましたが、弟子のころはやり甲斐が感じられず、やめたいと思うこともありましたね」

そんな28歳の野村さんが仕事に楽しさを見出せたのは、自身で現場を管理するようになったためでした。

「そうなると仕事にやり甲斐を持つことができ、楽しく感じられるようになったんです。棟梁は現場全体を見て、工程がスムーズに進むように管理するのが仕事。現場監督をサポートしながら家をつくっていくことは、疲れはしますが精神的にとても充実しますね」

■30年にわたる経験から生まれたこだわり

野村さんが手がける現場には、必ず使いやすいところにほうきとちりとりがスタンバイ

今回、お邪魔した現場の一角。整理整とんが行き届いており、作業もスムーズにこなせそう

野村さんが家づくりの中で最も達成感を味わえるのは、施主さんに喜んでいただいたときだとか。

「家が完成したときだけでなく、工程の途中でもそう。たとえば、施主さんが現場の見学にいらっしゃったとき、“わが家の現場はキレイ”“職人さんの態度がきちんとしている”といった声を聞くとうれしいですね」

この“キレイな現場”は、野村さんがこだわることのひとつ。1日の作業の終わりだけでなく、休憩前などでも掃除は欠かさず行っているそうです。

「独立当初はとにかく工程重視だったので、“汚い”と言われたこともあります。それをどうにかしたくて、きちんとした現場を心がけるようになりました。経験を重ねたことで時間に余裕もできたし、木くずを掃くくらい、ほんの2〜3分で終わりますから」

そう聞いて現場を拝見すれば、片隅にほうきとちりとりが備えられ、いつでもすぐ掃除に取りかかれる状態。整然と並ぶ建材と相まって、本当に“キレイな現場”を実感できました。

■お客様の対応も、棟梁として大事な仕事のひとつ

野村さんによると、「私のころとは違って、最近は大工の修業期間も短くなりました」とのこと。以前は材木をカットすることから始まっていましたが、今では寸法通りの建材が届き、そのまま組むという流れ。「当時なら覚えることが10あったのに対し、最近は3程度になっている」のだそうです。そんな時代を迎えた今、棟梁には何が求められるのでしょうか?

「施主さんが見学に来たときに、作業や工程をきちんと説明できないとダメですね。また、大工仕事に限らず、水道や電気に関することを聞かれたりもするもの。そこで“わかりません”では施主さんも不安になるので、一通りのことを理解しておく必要もあります。私も昔はできてなかったんですが(笑)」

このほか、施主さんの要望に、できる限り応じることも大切。

「基本的に設計の変更はできないので、可能な範囲で対応するように心がけています。そうして喜んでもらえると、やはり時間や手間をかけてよかったと思いますね」

■工程管理の行き届いた現場がもたらすメリットとは

工程をスムーズに進めるために、効率のよい工具を常に探しているという野村さん。愛用する釘袋(くぎぶくろ)には、作業に必要な道具が使いやすい位置に収まっています

タマホームの家をつくり続けて、およそ13年が経つという野村さん。初めて携わった際は、その工期の短さに驚いたそうです。

「あらかじめカットされた建材を使うだけでは、ここまで工期は短くなりません。この期間の短さは、現場に最適な材料が確実に届くからこそ。今までは寸法の調整が必要だったり、10個必要なものがあっても、届いたのは5個だけだったり、といったことがまかり通っていたんです。それを変えたのがタマホーム。現場には、取り付ける場所にピタリと収まるものが必要なだけ届くから、スムーズかつスピーディーに作業が行えます」

工期が長引くと、施主さんの仮住まいにかかる費用もかさみますが、これなら安心。一方、施工業者側も、より多くの現場をこなせるので売上アップにつながります。

「我々は40日なら40日と、決められた日数の中で作業を終わらせています。何と言っても、工期を伸ばすわけにはいかないですから。それに、やればやっただけ実になるので、モチベーションも上がりますね」

そしてもうひとつ、「こんなに低価格の家があるのか!」という驚きもあったとか。このコストダウンの仕組みもまた、タマホームがつくりあげたものです。

「これもまた、施主さんにとって大きなメリット。当初は“こんなに短期間で、こんなに安くて大丈夫なの?”と不安になる人が多かったようですが、今ではこの考え方もすっかり浸透しています。ちなみに、私の義理の弟の家もタマホームで建てたもの。会社の評判にも関わるので適当なメーカーを紹介することはありませんが、タマホームなら安心してすすめられますね」

■棟梁がアドバイス! 満足できる家づくりを行うコツ

それでは最後に、家づくりを始める皆さんへ、野村さんからのアドバイスをご紹介しましょう。

「一生のうちで家を建てることは、そうありません。だからこそ、たとえハウスメーカーに嫌がられても細かく注文をつけるといいでしょう。ワガママが通るか通らないかは、言ってみないとわかりませんから。また、収納はたくさんつくった方がいいと思います。私もそうでしたが、住み始めて“足りない”という方は多いんですよ。そして最後のひとつが、現場には実際に足を運ぶこと。その目で確かめると、より安心できるのでおすすめです」