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2022年1月28日

日当りのいい家にするための間取り|タマホームの施工事例

日当りのいい家にするための間取り|タマホームの施工事例

家の向きによる日当りの違い、間取りで日当りをよくするアイデアについて解説。タマホームで実際に建てた「日当りのいい家」もご紹介します。

日当りのいい家、どんな間取りがいいの?

住まいと「日当り」は、切っても切れない関係にあります。

日本では日当りのいい家が好まれる傾向が強く、家を建てる際にはまず方角を考えるという人も多いようです。

一般的に「○○(方角)向きの住まい」とはリビングルームが向いている方角のことを指し、南向き住宅に人気が集まりがちですが、方角だけが日当りを左右するわけではありません。

日当りのいい方角や部屋配置、建物の形ってあるの?

方角ごとの日照時間を考えると、南>東≧西>北の順となり、物件の価格もこれに比例する傾向があります。

ただし、南向きだからといって必ずしも日当りがいいとは限りません。

窓側に高い建物があれば日差しを遮られてしまいますし、道路や隣家から丸見えの立地では目隠しのための壁や植木が必要になり、充分な日当りが確保できない場合もあるのです。

 

明るさを確保したいのなら、メインとなる窓をなるべく隣家から離した設計にすることがポイント。

東や西向きであっても、家が角地なら工夫次第で日当たりをよくすることができます。例えば東や西には大きな窓を設置し、加えて小さめでも南向きの窓を設置して2方向から採光すれば、日当りをかなり良くすることができるでしょう。

 

より大切にしたいのは、“自分の欲しい時に日当りが得られるかどうか”ということです。

例えば朝型で早い時間から出かける人の場合、寝室やダイニングが東側にあれば朝日を浴びて爽やかに目を覚ますことが可能。

夕方以降に多く在宅する人であれば、西向きで夜まで長く日が差す家が”日当りのいい家”だといえます。

自分のライフスタイルと部屋の配置を照らし合わせて考えることで、より理想的な日当りの家づくりができるでしょう。

東西南北、方角ごとの日当りとメリット・デメリット

どの方角向きの家でも、それぞれにメリットとデメリットがあります。

東西南北それぞれの向きについて、日当りとメリット・デメリットを見ていきましょう。

 

■東向き:明け方から午前中にかけて日当りが良い

<メリット>

・早朝に日の光を浴びることで生活リズムが整い、健康的な生活ができる

・日中は直射日光が入りにくいため、夏でも室内が暑くなりすぎない

<デメリット>

・午後は日が当たりにくいため、冬は寒くなりやすい

 

■西向き:日照時間は東向きと同じくらい。午後から夕方にかけて日差しが入る

<メリット>

・冬場、夕方以降も比較的室内が暖かく、暖房費の節約につながる

・夕日を眺めることができる

<デメリット>

・西日によって夏場は暑かったり、床や家具が日焼けしてしまったりすることも

 

■南向き:一年を通じて日照時間が最も長い

<メリット>

・季節を問わず部屋が明るい

・洗濯物がよく乾く

<デメリット>

・他の方角と比較して物件価格が高い傾向にある

 

■北向き:直射日光の入る時間帯はない

<メリット>

・直射日光が入らないため、床や家具の日焼けが避けられる

・他の方角よりも物件価格が安い傾向にある

<デメリット>

・日中でも照明が必要なケースも

日当りのいい家のための間取りアイデア

方角を問わず、間取りの工夫によって日当りを良くすることもできます。

一般的に、家の中は下の階よりも上の階の方が明るくなるので、リビングダイニングなどの明るくしたい部屋を上階にもってくることもそのひとつ。

フロアの中の間仕切りを減らし、空間をつなげてできるだけ多くの窓を設ければ、多方面から光を取り入れて広い範囲の居住空間に届けることができます。

 

「日当りのいい家が欲しい」というのが「明るい室内で過ごしたい」という意味なら、インテリアで工夫することも可能です。

窓から入った光を反射させるため壁紙に白を選んだり、窓の反対側に大きな鏡を置いたりすることで、部屋の明るさはずいぶんと変わるはず。

カーテンやカーペットなど、面積の広い部分を明るい色にするのも有効です。

逆に、日当りの悪い家とは?

「日当りがいい」「日当りが悪い」というのはどのように判断するのでしょうか?

 

結論から言うと、明確な基準はありません。

方角だけでなく季節や周辺環境によっても日の当たり方はさまざまで、いつ・どれくらい日が当たるからといって、日当りがいい・悪いという線引きは一概にはできないのです。

 

とはいえ、具体的にどれくらい日光が入るのかは知っておきたいもの。

参考として、物件の日当りについて説明する時によく用いられるのが「冬至の日照時間」です。

冬至は1年の中で最も太陽の南中高度が低く昼間の時間が短い日ですから、日当りという意味ではもっとも不利になります。

日当りのいい家を希望するのなら、メインとなる部屋で冬至であっても日光が入るような間取りを工夫しましょう。

タマホームで「日当りのいい間取りの家」、叶えました

タマホーム「大安心の家」で日当りいい間取りを実現されたI様のご自宅をご紹介します。

タマホームで建てた「日当りのいい間取りの家」

● 商品プラン名…タマホーム「大安心の家」

● 建築価格帯…1,500~2,000万円

● 延床面積(建物各階の床面積の合計)…122.96㎡(37.19坪)

● 間取り…3LDK

● 工法・構造…木造軸組工法

● 竣工年月…2017年12月

 

以前はご主人の会社の社宅に暮らしておられたI様ご夫婦は、お子様の誕生をきっかけに家づくりを考え始めたとのこと。

当初から「日当りがいい」ということを最優先としていましたが、その他にもたくさんのこだわりが詰まった家ができました。

日当りのいい家にするためにした工夫

I様邸には、日当りを良くするためにたくさんの窓が設けられています。

1階のLDKに取り付けた大きな2つの窓のおかげで、日中は電気をつけなくても充分に明るく、室内に洗濯物を干しても乾きやすいのが特徴。

 

主寝室には東側に窓があるため朝の光が入るようになっており、将来的に奥様・お子様が使用する予定の洋室にも2面ずつの窓が。

さらにトイレにも大きな窓を設け、どこをとっても本当に明るい、理想通りの日当りのいい家になりました。

タマホームにしたワケ

別の展示場を見た時「立派すぎてあまり参考にならない」と感じたというI様。

その帰り道で見かけたタマホームの展示場に、せっかくだからと立ち寄ったことがご縁となりました。

 

営業担当者の丁寧な対応に好印象を持ってくださり、金額的にも現実的だと感じたことからタマホームに決定。

設備メーカーの選択肢も他の工務店と比べて断トツに多く、キッチンやトイレなどもイメージに合ったものを探しやすかったとご評価いただいています。

日当りのいい家、間取り以外でこだわったポイント

「外観は絶対に黒か紺の四角いシンプルな家にしたいと思っていたのです」とおっしゃるI様ご夫婦。

エッジの効いたデザインにウッド調の玄関まわりを組み合わせることで、スタイリッシュな雰囲気と温かみのバランスが取れたデザインになりました。

 

実際に住んでみて…日当りのいい間取りの家の住み心地

「営業担当者や工務担当者と充分にコミュニケーションが取れましたし、言いたいことはすべて伝えて、楽しく家づくりができました」とI様。

住み心地にもとても満足しているとのこと。

社宅に住んでいた頃はお隣や下の階に遠慮していたけれど、今はお子様をのびのび遊ばせたり、ご友人を招いて盛り上がったりできるのも嬉しいと、日当たりのいいマイホームでの暮らしを楽しんでくださっています。