問題を事前に予測して早期に対策。スムーズな施工をプランニング。
図面を描く際に気になることが出てきたら、課題を後回しにせずその場で解決に向けて動くように心がけています。そのときはちょっと面倒に思っても、後になってから問題が発覚すると事態が深刻になって多くの人が困る状況になることもあります。ほんの少しの確認ミスで工期を遅らせたり、お客様にご迷惑をおかけするわけにはいきません。施工に入ってから問題になりそうなところ、困難な造りになりそうなところを設計段階で予測して、早めに段取りをしておくようにしています。なかなか問題を予測するのは難しいですが、経験を重ねることで知識やケーススタディが増えたことで、過去の事例を参照にしながら上手く手配ができたときは、やりがいと成長を実感できます。
シーズンによっては図面作成の依頼が重なってしまうこともあり、それぞれの期日に合わせて課題をクリアしていくのは大変ですね。協力会社の方との書類のやり取りや見積依頼、構造上の確認事項などチェックしなければならないことは山積み。設計担当は図面を描くだけでなく、社内の別部門、社外の協力会社など多くの人たちと関わり、その全体像を把握しながら担当する仕事を進めることが求められているんです。